香港の民主化を見つめる

こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)

香港はホントに魅力的な街です。私はこれまで2度香港に行きました。少し長期で滞在できたので街中を歩くことができました。実は昔、香港での職探しをしたこともあり内定までもらっていたものもありました。ホントにいずれは住んでみたいなと思っている街のひとつです。

香港と聞くとデモがあって危ない場所と思っている方も多いのかもしれませんがそれはマスコミの切り取られたものだと思います。香港の人々が目指す民主化は日本人に関係が全くないとは言えません。それでは考えていきましょう。

香港国家維持法とは?

香港の正式名称は中華人民共和国香港特別行政区です。香港は中国の一部分ではあるが法制度は独自のものを持っている一国二制度があります。その状態が揺らいでしまうかもしれない新たな法律が中国政府が出す香港国家維持法です。これは中国政府が国家の安全を脅かすものを犯罪とするというあいまいな内容の法律なのです。もし犯罪者として捕まってしまった場合は香港の法律で裁かれるのではなく、中国の中央政府の出先機関である全人代が中国の法律によって裁くということなのです。もし自分が違う国の法律によって裁かれるという環境になってしまったら生きていきやすと思いますか?とても不安ですよね。これが香港の方が感じている恐怖なのです。

国家の安全とは?

国家の安全を脅かすものとは一体何を指すのでしょうか。何が害になるのか何が犯罪となるのか?誰もわかっていないのです。また人によって言っていることが違うのです。この香港国家維持法 自体がとてもあいまいなものなのです。もしかすると今までの自由はそこまで制限されないのかもしれない、逆に大幅に制限されるかもしれない、中国政府のさじ加減という法律の存在自体が懸念されているのです。自分の行動に対して突然、国家の安全を脅かしましたので逮捕です。といわれる不安の中、自由に暮らせないです。これが香港の方が感じている恐怖なのです。国家の安全とは一体何なのか。

民主派団体の解散~表現の自由

2020年6月30日に香港国家維持法が執行されるにあたり、民主化運動で動いていた団体はどのような処罰を受けるのかが想像できないため解散したり機能を海外に移しました。しかし7月1日、新型コロナウィルス感染拡大防止のため大規模なデモは禁止されていましたが無許可の大規模デモが開催されました。370人の逮捕者、国家維持法違反では10名が逮捕されました。以前は催涙弾を撃つときは予告として黒の旗をあげていたのが今回から国家維持法違反者に撃つときは紫色に変わったそうです。今回は無名の人が香港独立の旗を掲げただけで逮捕されたため民衆はこの国家維持法は本気のものだと感じたそうです。

7月3日には香港の行政長官をトップとする国家安全維持委員会が設立されたが人員は非公開でした。香港警察も国家安全専門部門を設立されたが人員は非公開です。香港警察は植民地的な官僚組織で基本的に中国政府に従う構造になっていて、香港政府も状況をどれだけ把握できているかは定かではないそうです。

表現の自由についても心配されていましたが7月4日には民主化を唱える活動家〔黄之鋒(こうしほう)陳雲(ちんうん)〕などの書籍が図書館から姿を消しました。これらも何をもって法に触れるのかが不明確なのです。ネット上の情報削除に応じない業者は即違法となり、TikTokは香港から撤退しました。そのほかのWEBサービスは民主派に寄り添った動きを見せていて政府には情報提供はしないと言っています。これがもし日本でも起きたとしたらどう思いますか?言論の自由が奪われていくということです。これが香港の方が感じている恐怖なのです。

香港の民主化に向けて

民主派が目指しているのは立法会という議会の半数を民主派で占めることです。70議席あって内訳は直接選挙で35議席、職能枠で30議席、区議会で5議席です。業界別の選挙枠は民主派が多いのですが、民主派としてアクションをすることで出馬する権利を剥奪されるのではないかという懸念もあります。現在70議席中、2議席が欠席となっており全部で68議席あります。民主派は24議席を占めていて半分の35議席までは届きそうな範囲ではないかと考えられています。この過半数の議席を占めることで予算案が現在のままで通すことができないため、そうなると議会は解散をしなければならなくなります。そこになんとかして持っていこうと動いているのが香港の現在です。

日本人としてできること&まとめ 付け足し

今回は人権について活動している国際NGOアムネスティ・インターナショナルの香港についてのWEBセミナーを通して学んだことをまとめました。

今後の香港は状況からして国外に出ていく若者が増えていくと考えられます。その行先はイギリス、日本という意見が多いです。香港人の意見は「日本は民主主義だけど香港を助ける義務はない、しかし助けてくれるなら嬉しいし、受け入れてほしい」というメッセージがありました。日本人には自由主義の方に付いて欲しいと願っていました。また香港は面積としては狭く食料面は中国に依存しています。食糧問題も何か出てくるかもしれません。

日本ではデモのシーンが切り取られて報道されていますが、20万人デモに参加と聞くとほとんどの人が参加していて過激派だと思われている方もいるかもしれませんが決してそうではありません。香港の人が民主化デモの前線に行こうという考えに至ったのは[仲間がやられたから〕という目的からズレていることもあります。デモに参加していない若者は今後どのように香港の民主化について深く考えていく時期に来ているといいます。主体的に考えるようになってきているということです。

日本人にできることは、香港人が民主化を勝ち取ろうとしている動きをもっと知ることです。また日本以外の外国のメディアが香港をどのように報じているのかを知ることです。そして日本はどのように民主化を得たのかを考えることも大切かもしれません。この民主化を進める部分では香港人は台湾人とのみ心が繋がれると言われています。台湾、アメリカ、中国の関係性を見つめることも大切です。

この香港のことを人権問題として捉えると、中国の動きは香港の人々に対して恐怖政治をしているため人権問題と考えることができる。海外からこの問題にアプローチする場合は人権問題という観点からだと関わりやすいと思います。

私は大好きな香港の問題が早く解決して自由を取り戻してほしいと思います。新型コロナウィルスとともに様々な問題を解決させていく動きを作っていきましょう。そのためにも学ぶことが大切ですね!私たちも学び考える時間を作りましょう!最後までお読みいただきありがとうございます。今月から私はオンラインでお話し会というイベントを開催しています。関心のある方は私まで直接ご連絡ください。それではまたお会いいたしましょう!

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