ジストニアという病気をご存知ですか?

こんにちは、マサです。(@ trombonemusic11)

私はジストニアという病気について全く知識がありませんでした。今回、上智大学音楽科学研究所から私にEメールで連絡があり、管楽器奏者によく見られるアンヴッシュア・ジストニアについての治療方法の発見のためにトロンボーン奏者の健常者の脳波を測定させて欲しいという依頼を受けて初めてジストニアという病気を知りました。

”ジストニアという病気は脳神経の異常により姿勢を維持したりすることが難しくなったり、体のある部分が硬直したり、痙攣する症状があらわれるそうです。”(Wikipediaより)

音楽家に多いというのも気になる所でもあり今回の依頼を受けることにしました。

演奏家は昨日までできていたことができない何故だと思い、過剰に練習をしてしまい症状が悪化してしまうケースもあると聞きました。治療方法もまだ確立されているわけではなく、薬で治るケース、鍼治療で治るケースもあるそうです。

脳波の計測はMRIに入って行われました。MRIの中はすっと大音量で4ビートのリズムが鳴っていてクラブミュージックみたいなんですよ。これは小さな驚きでした!

MRIの中で様々なテストをしましたビッピッという電子音に合わせて指を動かしたり、マウスピースを吹いたり、息を吐いたり。約1時間ほど。

そして楽器の演奏の録音もされました。低音、中音、高音の3種類のロングトーン30テイク。内容はこの様なものでした。

今回の依頼をキッカケにジストニアという病気を知って同じ職業の音楽家もたくさん苦しんでいる方がいると知り、今後より良い治療方法が確立させられるように協力して行きたいなと思いました。こうしてブログに書かせていただいたのも多くの人に知っていただけたらなという思いからです。明るい未来が見られるようになればいいなと思います。

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