こんにちは、永田です。
(@ trombonemusic11)
3月はあっという間に過ぎ去っていきました。仕事的にも繁忙期で急がしかったのもありますが、個人でドイツ留学の為に始めたクラウドファンデイングに没頭していたからというのもあるでしょう。
絶対にやり遂げると決めた
私は他人が思う以上に負けず嫌いです。お父さんはパンツ一丁という時代
こんな時代もあったからこそ、絶対に周りには負けないという一心で色んなことに取り組んできました。やるならとことん、やらないなら全くしない。竹を割ったようなハッキリとした性格になりました。音楽大学に通っていたときも周りのお金持ち集団には負けるかクソという気持ちでやっていました。温室育ちは嫌いでした
目標達成までの道のり
今回のクラウドファンディングは私がドイツに指揮の勉強をするための資金確保が目的でした。昨年からアジアで行われている指揮者のマスタークラスを受講して手ごたえを感じていたので、いつかはヨーロッパに行って学びたいという気持ちが高まり、イギリス、スイス、ルーマニア、などいくつかのマスタークラスに申し込みました。書類と指揮のビデオ審査があります。実はいくつかのマスタークラスに合格していましたが、せっかくヨーロッパで指揮を学ぶならドイツだろうという気持ちでした。またクラウドファンディングで資金確保を計画していたので音楽=ドイツというみんなに分かりやすい場所が良いかなという考えもありました。3月1日から開始して明日3月31日に終了しますが、残り2日の段階で目標額30万円を達成することができました。たくさんの方のご支援本当にありがとうございます。私は20代で3回転職をしましたが過去に勤務していた職場の多くの方からもご支援いただきご協力いただいたおかげで達成することができました。またセブに来てからであった方、関わってきた大学生のみなさんも応援して下さりました。久々に連絡を取り合えた方もいて、またここから新しく関係を築いていけそうです。ありがとうございました。
アンチも現る
クラウドファンディングなど何か目立つことをすると文句をつけてきたり、足を引っ張ろうとする人が現れるのが世の常ですが、私の前にも少なからず現れました(笑)もちろん、相手にはせず、はーいと言って退けました。聞こえないところでグチグチ言っている人はもっと居るかもしれませんが。しかし、それ以上に温かく応援していただける方々がたくさん居て毎日毎日大きな愛を感じながらクラウドファンディングを続けることができました。アンチに負けない方法も身につけられたのでこれからも強く生きていけそうです。
今こそその時!
ずっとヨーロッパに音楽の勉強に行きたかったけど、色んな覚悟がなかった。今だから覚悟を持って突き進めるのかもしれない。英語もまだまだ勉強中だけど外国人が恐いという気持ちがこのフィリピン生活6年で無くなったので思い切ってできるという小さな自信がある。何事もベストなタイミングでやってくる。そう信じてやってきた事が実を結びかけてきている。まだ第一歩なのかもしれないけど、次の二歩目をしっかり出せるようにドイツではスポンジのようにたくさんの事を吸収してきます。
これからの道のり
ドイツで勉強するのは、みなさんご存知のベートーベンの交響曲第5番運命、ブラームス交響曲第4番、メンデルスゾーン交響曲第3番 スコットランドの3曲です。
運命は私も演奏するトロンボーンが4楽章で使われていて、それはトロンボーンが教会音楽以外の世俗的な音楽で世界で初めて使われた歴史的な音楽でもあります。
ブラームスの交響曲4番は24歳のときに大阪で聞いたときに冒頭のバイオリンの旋律が美しすぎて涙が出た体験があり、そんな音楽を目指したいのと、ブラームスは10代のときに家計を助けるために酒場でピアノを演奏していたり、子どもが好きだったけど婚約が破棄なったり、人生の憤りや怒りを感じさせたり、深く温かい愛も感じる音楽です。
メンデルスゾーンの交響曲第3番はスコットランドという副題のとおり、作曲者自身がスコットランドを訪れた印象に基いている。私はスコットランド、アイルランドの音楽や歴史に関心があるのでこの曲が個人的には1番好きです。毎日音楽に没頭して、スコアを読みこんだり、調べものをする時間がとても楽しくて愛おしいです。ベルリンのオーケストラのメンバーと素敵な音楽を奏でて来たいと思います。そのためにも勉強勉強。
出発は6月。セブ島からドイツ・ベルリンを目指します!
クラウドファンディングもあと1日ですが、最後までよろしくお願いいたします!
クラウドファンディングwebサイト