こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)
昨日は満月でした。満月の日にはいつもイベントがあると思っているので私はいつも、いつが満月なのかをチェックしています。昨日は大阪から絵本作家の馬場多絵さんがセブに来られました。明後日からセブンスピリットやセブ市内のコミュニティで絵のワークショップを開催していただきます。とても楽しみです。
今日は国際協力の現場の難しさ、私達が良いと思い実行したことが現地の人々に悪影響を及ぼすこともあるということ、上から目線の支援のくだらなさ、ボランティアの為のボランティアが本当に意味がないこと。についてポークステーキを食べながら考えてみました。
国際協力とは
世界195カ国中の150カ国は開発途上国と呼ばれ貧困や紛争がある状態で衛生の問題、教育の問題が課題としてあります。また多くにはお互い助け合って成り立っています。日本は石油などエネルギー源を他国に頼っています。こういった背景のあるなか、貧困や紛争は開発途上国のみの問題ではないと考えられるため、世界の人々で協力し合って解決していこうというのが国際協力です。
技術が無いと国際協力には携われないと思われがちですが、色んな立場で関わることができます。現地で必要な技術を持っているのであれば技術提供を。資金があるなら資金援助を、物資があるなら物資の援助を。そして、居るだけ、参加するだけ、買うだけの支援というものも最近はあります。ですので誰もが国際協力に参加が可能なのです。何かしたいけどと思われた方はあなたができる形が必ずあるので見つかるまで探して行動して頂きたい。まだまだ実際に行動に移す人が少なすぎるのが現状なのでよろしくお願いします。
参加する方法
国際協力もたくさんの分野があります。医療、保健、教育、環境問題、紛争、貧困。まだまだあります。その中であなたが惹かれるもの、興味のある分野は何だろうか?
まずはその興味のある分野を見つけてその分野で活動するNPO、NGOを探してみて欲しい。そうするとどのような形で参加が可能かが見えてきます。それはスタディツアーへの参加かもしれない、寄付かもしれない、現場スタッフとしての参加かもしれない、活動を広める役割かもしれない。その行動ひとつひとつがもう既に国際協力なのです。そう、まずは自分ができること、できそうなことから始めてみて欲しいです。
欧米の国際協力NGOの立ち居地と日本のNGOの大きな差
日本でNPO、NGOと聞くと大変そう、というイメージを聞く。一方欧米ではどうだろうか。
花形の仕事だ。大学新卒でも目指す人が多くいる。一千万円以上の報酬をもらっている人もざらにいる。一般の人からの寄付、政府からの支援もしっかりしている。なぜ日本は日本人はこんなにも疎いのか。
日本人の多くは未だに日本だけのことしか考えられていない。先進国と言われているのに疎すぎるのだ。私はこの面も変えて行きたいので発信を止めない。続けていく。とにかく日本人よ、国際協力をそろそろ始めよう。もっと参加しよう。全員が参加しても足らないぐらいなのだから。
国際協力の課題
外国人が海外で活動するとなると活動地の文化や慣習に従うのがとても大切です。どんなに素晴らしいと思っていることでも現地の人々に受け入れられなければ、愛されなければ辞めたほうが良い。
また活動に参加するボランティアの為の活動になってしまうケースも良く聞く、中には地域の環境が良くなれば参加するボランティアが見るものが無くなるという様に現地の人々を見世物のような扱いをされているのもあると聞く。多くの団体は現地の人々のためになる活動を行っている。それを忘れないで欲しい。
これは想像をしてみて欲しい。Aという地域に支援をしたら、Bという地域の人々がなぜ私達には支援が無いのだと怒り出しAとBの間に争いが起きてしまった。
これは望んでいた結果だろうか?
想像もしない結果が起きるのも国際協力の現場なのです。
本当に現地の人のためになることの見極めは難しい。始めてみて分かることのほうが多い。やりながら修正を加えていく。そのなかでベストな判断を現地の人々と選んでいく。
さいごに
現地の人々に愛されれば活動は根づき、活性化する。そして最終的には現地の人々の力のみで活動が動いていくのが理想的です。そうなるためには一番大切なことは続けること。広げていくこと、多くの人に支援をしてもらえること。愛されること。だと思います。
とにかく国際協力に全員が参加するぐらいの波を起こしたいです。
国際協力まだやってないの?
これです!