寄付は誰のため?

こんにちは、マサです。(@ trombonemusic11)

寄付と聞くとどんなイメージを持ちますか?日本人にはあまり馴染みがないですが最近ではインターネットで資金集めができるクラウド・ファンディングが広まってきている。そんな寄付について今日は抹茶ケーキを食べながら考えていきたいと思います。

抹茶ケーキ

30億円の寄付

あるNGOの決算書を見てみると寄付が毎月30億集まっている団体もある。それだけ集まれば本当にたくさんの事業が実行できるだろうし、社会的にインパクトを出す活動が続けられるだろう。またそれは社会からの信頼があるということなのだろう。

信頼=お金という時代が始まったといえるだろう。

寄付について話してみる

2016年に日本財団が主催する寄付やファンドレイジングに関するセミナーに何度か参加する機会がありました。そこで寄付について語り合う寄付カッションというものが行われていてセブンスピリットのスタディーツアーでは参加者向けに時々、この寄付カッションを実施している。

簡単に言うと寄付を今までにした事がありますか?

多くの方は街頭募金や地震の際の義捐金とお答えいただける。

日本は寄付総額が年間7000億円、欧米諸国の合計は27兆円という開きがあり日本にはまだ寄付文化が根付いていないことが見えてくる。それは宗教的な問題も大きく関わっている。キリスト教徒の多い欧米では寄付は自然な形で社会にあるのでしょう。

一方、日本では災害など何かが起きたときに限られるのがまだまだ一般的だ。

クラウド・ファンディング

この様なプロジェクトを支援をお願いしますとインターネットで呼びかけられるのがクラウド・ファンディングです。私の所属しているNPOでも何度か挑戦して成功しています。私の周りの国際協力の関係者も頻繁に行っているので私も定期的に支援者として参加している。

目的がはっきりしている寄付は日本人にも受け入れやすいようで今後も広がっていくだろうと感じます。

寄付文化を築くために

他人のためにお金を出すことに抵抗のある日本人、寄付をもっと自然にできるような社会になるためにできること。

今、世界で起きていることに関心を持ってもらう

これには当事者が発信を続ける、参加してくれた方にも発信をお願いする。こういった口コミで広がっていくのが自然で繋がっていきやすいのではと感じる。

コツコツと信頼を築いていく。

これは恋愛にも近いものがあるのかもしれない。一目惚れのようなこともあり、参加していただいてすぐに支援をしていただけることもあるがとてもレアなケースです。やはり一度活動を見ていただきそこから何年間か活動をSNSなどを通してみてもらいしっかり続いているな、信頼できるなと思ってもらえたら支援に繋がっていくのかもしれない。

理想を言えば石鹸を買うようにこの石鹸の香りが好きだから買いましたというように、この団体の活動が好きだから支援していますという形に辿り着けるのが目標であります。

必ず見てくれている人が居る
発信を続けていれば必ず見てくれている人が居てそこから繋がっていくと信じています。

さいごに

寄付は誰の為か?
もちろん寄付をしていただければその寄付を受けた団体は豊かになり活動も充実していくことでしょう。

寄付は団体の為だけなのか?
私は色んなプロジェクトを応援するときに成功への道筋を一緒に楽しめる楽しみがあると思っています。私は音楽を教えていて一番楽しいのは教えている子どもの変化や成長だと感じているので、応援しているプロジェクトも同じように変化や成長を楽しめるひとつの要素ではないかと思います。

他人事だけど自分事にして成長を見守る、そんな余裕が社会全体に広まれば素敵だなと思います。

寄付は自分が楽しむ為にもなるので興味の湧いたプロジェクトや団体の活動に参加したり、寄付してみたりぜひしてみてください。人生の楽しみが増えるかもしれません。

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