こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)
誰かの為に頑張るとか夢みたいなのは嫌いです。現実を見なさいと思います。超現実主義なんですね。音楽では想像の世界を作っているのでちょうど良いバランスなのかもしれません。
あなたの理想には染まりませんよ
フィリピンの貧困を知りたいということで多くの方が来られるのですが、子どもたちは元気ですねとか、思ったよりみんな活き活きしてるんですね、スマホ持っているんですね。ストリートチルドレンはどこに居るのですか? など言われる方が時々来られる。
その方は、ぐったりして、やる気もなくて、元気のない子どもたちを勝手に想像して貧困というのを捉えているのだと思います。
活動を始めた頃の子どもたちの状況と現在では大きく変わってきている。元々は物乞いをしていた子も居るし、今は音楽教室に通うようになったので物乞いをしていない。それは子どもたちが頑張った証だと思う。それを喜べないというか、ガッカリするような方も居てこっちがガッカリすることもある笑
活動1年目の団体に関わる子どもたちがまだ成長できていないというのであればまだ分かりますが、私達は少なくとも6年以上子どもたちと関り続けてきています。子どもたちは成長します。もし何も変化が起きてなかったら何もアプローチしてきていないということになりますねー。
続けるモチベーションとは?
私はいつもこの手の質問には簡潔に「自分が音楽をしたいからです」と答えています。その結果、関わる子どもたちに何か影響が現れていくようなイメージをしています。
そう答えるとたまに怒ってくる人がいて内心笑ってしまうんですが、その人は「なぜ子ども達の為に活動しないのだ」と言ってくるのです。
いやいや、回り回って影響が出るように働きかけていますと言っているのに通じない人がいるのです。困ったものですねー。まあそういう人は相手にしないですけど(笑)
自分の好きな事だから続けることができる
自分の興味関心がある事だからこうやって続けることができているのです。試行錯誤する意欲が湧いたり、もっと良くしたいという気持ちを持てるのは好きな事だからなのだと思います。それは私にとっては音楽です。なのでもっと音楽をしたい。いい音楽をしたい。
続かないのは誰かのためにやってるから
私は、誰かのために、という思いをもって続けることに疑問を抱いています。まあある程度は続くと思うのですが、その思いだけではどこかで限界が来ると思うのです。私は、誰かのために、というそんな寝言は寝てから言えと思っていて、もっと自分の為に動いたほうが良いと思っています。最初にも書いたように自分のために行うことが周りにもいい影響が現れる、その感覚で関わるのが長く続けられることに繋がると思います。
自分軸で生きること
もし、やりたい事があるのであれば、やってみるといいと思います。やってみて失敗するのも一興。やらなくて、あぁやれば良かったと思うのは後悔しか残りませんね。私は自分の中のプランで2019年にはヨーロッパで音楽をすると決めていて、6月にドイツに指揮の武者修行に行きます。クラシック音楽の本場で自分の力を試したいし、ボコボコにされても一興なのです。そうなったら新しい課題も見つかりますからね。2019年はそんな挑戦の年です。
それから私と深く関わったことがない人は、私のことを穏やかで優しそうな人と勘違いしていますが、最近話す人には穏やかそうだけどハッキリと物を言ったりされるんですね、と驚かれるのです(笑)そうそう昔から私はハッキリと物を言う人だと思います。勘違いをするなよー(笑)