こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)
フィリピンは4月と5月が夏で1番暑くなります。今は夏への切り替わりの時期で少しずつ夏の日差しに変わってきています。冷たいジュースやアイスクリームが恋しく感じています。今日は今までどんなことを考えて生きてきたかなというのを振り返って、これからの事についても考えていきたいと思います。
マンゴーも旬を迎えています!シェイクを飲みながら書きました。
身体を大切にすること
もともと短距離走が得意で小学校と中学校では学年で1,2位を争うほどでした。鬼ごっこ、ケイドロでもほぼ最後まで捕まらなくて得意なものでした。また小学校では少林寺拳法を習っていました。かといってスポーツが好きと言うことではなかったのですが、最近は友人の影響もありセブでジムに通うようになり1年間続けてきました。ジムでは走ったり、マシンで筋トレをするのですが身体を動かしながら、色んなことを考えたり、1人で作戦会議をする時間となっていて様々なアイデアが降りてくるのです。昨年新しく始めたセブンスピリットで行っているイナヤワンのゴミ集積場での音楽教室のこと、自分の人生のこと、音楽のこと、等、身体を動かすことで頭がクリアになりハッキリと決めることができるのです。来月34歳になるのですが、やっと運動する楽しさを知ったのです。結局は時分の為になるから楽しいのです。またはこの女性とお付き合いをしたいから頑張ってジムに行くというのも高いモチベーション維持ができて良いのではないかなと思っています。ジムに行って恋愛が上手くいく確率は知りませんが、人生を楽しむひとつの方法としてジム通いはおススメです!しかもフィリピンなら日本のひと月分の値段で半年は通えます。安いですね。
エロは認めない国
日本には吹奏楽には課題曲と自由曲を選んで12分間の演奏をするコンクールがある。日本を離れて6年目になり課題曲もyoutubeで聴くだけになってしまったのですが、今年の課題曲では【エロ】という言葉が物議を醸しているそうです。昨日、知人と連絡している中で日本でこんなことが起きていると教えてくれたのです。
元々の解説文では少しエロっぽくという表現を求められているのですが、これが日本の教育現場では許されないそうだ。そしてなんと改訂版の楽譜が再配布されたそうです。日本すごいなと感心してしまうのですが。結局それは音楽表現を制限させてしまうのではないかなと思います。音楽なんて妖艶なもの、色艶のあるもの、男女を描いた音楽、オペラなど、もうエロ無くては何も語れない気がします。このエロの改定は、ちょっと変な事を言ったら袋叩きにされる日本社会そのものを表している気がしました。エロは恥ずかしい事、ダメな事と思っている大人が多すぎるんだろうなー。人間として持っていて当たり前のことって子どもたちに伝えられないのかな?
日本はLGBTでも蓋をしたがるし、このエロに関しても蓋をしている。その様に大切なことから逃げていては何も解決しないのではないかな。
私のフィリピンの音楽教室の生徒にはゲイもレズも居ますが、その事をけなす人は誰もいません、隠す人も居ません。フィリピンの方が健全な気がしませんか?だって日本はLGBTのことで自殺してしまう人も居るのだから。大切な事なのだからしっかり考えたほうがいい。あとはエロっぽくを、色気のあるという表現で表記したら下品に映らなかったのではないかなと思いました。
リーダーシップのあり方~信頼するという事~
相手をどれだけ信頼できるか、大人なら仕事関係、家族関係、親子関係、恋人関係、色々なシチュエーションが考えられますが音楽ではどうでしょうか。指揮者と演奏者、演奏者と運営、演奏者と聴衆、こちらもいろいろと考えられます。
想像してみてください何でもかんでも干渉してくる人の下では働きにくいですよね。これは音楽もそうですが振りすぎてしまっている指揮というのがあると思います。指揮者は特に何もしていないけどオーケストラは良い演奏をしている。これは指揮者とオーケストラのあいだに信頼関係があるのとリハーサルでの意思疎通ができていたから実現できた事でしょう。
日本でのリーダーシップとは声が大きい者が良いとされていることが多いがリーダーシップのあり方とは様々な形があって良いと思っている。またリーダーシップとは信頼関係の築き方だと私は考えていて、音楽で言うなら、音量の強い演奏を要するときに、指揮者の楽譜にも演奏者の楽譜にもff(フォルテッシモ (とても強くの意)が書かれている、奏者も音量が強い事は分かっている事が多い、それをさらにはっぱ掛けて指揮者が大きく振るのか、奏者を信用して強く演奏して欲しいというポイントだけ見せるのかでオーケストラから出てくる音、音楽は変わってくる。
コレは、はじめに出たように、何でもかんでも干渉してくる人の下では働きにくい、という事と同じだと考えます。相手のこと、相手のパフォーマンスを信じること、そしてポイントのみ提示すること。このポイントは方向性、ビジョンとも言えるかも知れません。そういった関係性で音楽が奏でられたら素敵な音がする気がしています。
少しだけ注訳するなら、初心者の多いバンドでは奏者へのサポートがたくさん必要です。指揮者の役割はオーケストラを、演奏者を助ける事も含まれます。指揮者はその時の相手、音楽に応じて適切な行動が求められるのだと考えます。
モチベーションはどこから来るのか?
フィリピンにこられる日本人の方からよくこの活動を続けられるモチベーションはどこから来るのですかと聞かれます。私はいつも、自分の為にやっているからですよ、と淡々と答えていますがそれが事実です。
要するに私は大好きな音楽ができる環境がセブにあったから続けているのです。自分が好きなことをしてその結果、周りにも影響が出ていくという感じです。そうでないと続かないと思います。短期間であれば誰かの為、他のものを対象にモチベーションを維持できるでしょうが長期的に考えると自分の為でないと続かないと思います。この考えに時々むっとした顔をする人が居て、こちらは少しクスッとしてしまうのですが、自分の為が一番に来るのが許せないのでしょうか。そこまで自分を犠牲にして生きる必要はないと私は思います。私は自分の為に音楽をして、それが周りに影響を与えていく、というスタンスで続けていきたいと思います。結局は自分の幸せが何よりも大切ですからね。
音楽の本場、ヨーロッパへ行くぞ!
私は12歳で木村拓哉に憧れてギターを始める、そして吹奏楽部でトロンボーンを始める。こうして音楽と出会いました。そして調理師学校に行こうかと思ったら運よくお金が舞い込み音楽大学に進学することができました。しかし海外留学には無縁でした。そしていつかはヨーロッパで音楽を学びたいなと思い計画してきました。そしてこの度、6月にドイツのベルリンである指揮者マスタークラスに書類選考を通過して参加できることとなりました。内容はベートーベン交響曲第5番、ブラームス交響曲第4番、メンデルスゾーン交響曲第3番をオーケストラと共に学び、最終日にベルリン市内でコンサートを行うというものです。
そしてこの音楽留学の資金を確保するクラウドファンディングをPolcaを使って始めています。
下記のQRコードからもサイトにいけます。もし賛同していただける方が居られましたら少しだけ私の背中を押していただきたいです。1,000円から応援していただけます。よろしくお願いいたします。