こんにちは、永田です。トロンボーンを演奏したり、企画をしたり、ファシリテーターをしたり、商品開発をしたり、クラフトビールを販売したりしています(@ trombonemusic11)
2023年が始まってあと少しで半年が経つのですが改めてこの数年を振り返ってこんなことを感じていたなということを思い返して書き出してみようと思い立ち書き始めています。
大切にしていること①
生きていく中で難しいことは人によって異なります。それは人によって『持っている強みが異なる』からです。ある人にとって苦手なことはある人の強みであるということ。そういったことを理解していくと得意な人にお任せすると上手くいく未来が見えてきます。これ苦手だな、嫌だな、やりたくないなという時は得意な人にお任せすることでかなり気が楽になります。もちろん苦手分野を克服することが良しとする考えがあることも認めています。しかし私は苦手なことを克服するのは利き手でない方の手で名前を書くようなものでとても大変だと感じています。(イメージがつかない方は利き手とは逆の手で自分の名前を10回書いてみるとうわぁ~となります(´;ω;`)。自分の得意なことに注力して、苦手なことは得意な方にお願いをするということ対処しながら進めております。ちなみに私が得意なことは0から1を生み出すことだと思っています。その部分を上手く使って生きていきたいです。
大切にしていること②
『自分の関心に沿って生きること』、おそらく人間は自分の関心のあることであればドンドン進めていくと思います。自分が何に関心があるのかということが分からない人も居ると思います。そういう方は自分は何をしている時が自分らしく居られるのか、明るい気持ちで居られるか、楽に居られるかという風に考えてみると良いと思います。頑張っても良いし、頑張らなくても良い。楽しても良いし、しなくても良い。日本人は楽することを不真面目、手を抜いていると見る人が非常に多いと思うのですが、そんなに気を張って生きることも無いと思っています。とにかく楽に生きていくこと。それが私にとって自分の関心に沿って生きることなので大切にして生きていきたいと思います。
大切にしていること③
『異なることの中にある共通性』、人間が争いを起こす多くの原因は異なる部分を認められないからだと思います。人間が100人いたら100の個性、100の感性、100の関心があると思うのでそれぞれが異なって当たり前だと思います。その中で似ている人、ほぼ同じ方向性の人、半分ぐらい一緒の人、全然異なる人。数えきれないほどの類似と相違が存在しています。このあとで書いていることにも繋がるのですが、考えが異なる人の存在を認められるか?ということについて考えていきたいと思います。仮として今の日本の社会ではAという考えが9割、Bの考えが1割だとします。Aの考えが多数派であり、Bの考えの人は少数派です。AとBのあいだに対立や差別が起きてしまう可能性が想像ができると思います。ここでは2者ですが実際の世界ではもっとたくさんの考えを持っている人たちが存在しています。そういった社会の中で対立や差別を起こすのではなく存在を認め合える状態をつくる為にはお互いの共通点、共通の関心は何かという問いを考える機会と視点が必要だと思います。またお互いの共通点を知るため、その対話に進むためにも自分自身が何を大切に思って生きているのかという指針を持っていることも大切なことかと思いました。
大切にしていること④『多数決で決まったことが正しいとは限らない』
政治などを見ていても多数決で決まったことに全員が同意していると思い込んでしまっている節がありますが実際はそうではないという視点を持つことが大切です。多数決で決まったからといって異なることに票を入れた人の考えが変わるということではないため総意ではないのです。その後も様々な考えを持つ人達が共存する社会であり続けるということ。多数決で決まったことに対してこれでやっていこうと思うから協力をして欲しい。一緒にやっていこう。何かあれば意見を言って欲しい、というような異なる考えの人たちの間で同意を得るプロセスが抜けてしまっている。なので考えの異なる人たちがいがみ合い、憎しみ合う関係性を持ってしまう。同意を得るプロセスということをみんなで学んでいく時間を持てたら物事を決めた後に同じ方向を向いて進んでいける可能性が高まると思います。この他者に同意を得るプロセスについては学習事業の中で作っていきたいと思っています。
大切にしていること⑤『自分の考えを言葉にしてみる』
自分が思ったことを我慢して言わないでいるとどうなるか?答えは(何も起きない)です。それで良いのであれば自分の考えを言わない選択で正解です。本当はこうしたいのに我慢している場合は思い切って言葉にしてみると何か変わっていきます。それは自分の人生を動かしていることになるからです。私は有り難いことに色んな方から音楽のことから人生相談までお受けすることがあるのですが、ちょっとした勇気を出すことで人生は動いていきます。そういった人生の第1歩を踏み出していきたい方々の背中をそっと後押しできるように私自身もっと強くなっていきたいと思っています。
最後に。2019年にフィリピンから日本に帰国して紆余曲折あって2020年から島根県で生活を始めて3年が経ちました。今は島根と関西を拠点に活動をしています。島根県川本町の空き店舗を改装して拠点を作っています。芸術文化に触れられる居場所スペースです。その他、お隣の邑南町から木に関する委託事業を受けたり、演奏活動、講演活動、レッスン、クラフトビールの販売、海外連携事業など幅広く行っております。事業を通してご一緒できれば嬉しいですし、島根県に遊びに来てくだされば日程が合えばご案内することもできます。どうぞこれからもよろしくお願いいたします!