最近の動向について

こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)

島根県川本まで暮らし始めて1年が経ちました。野菜、魚、お肉がとても美味しいので料理を毎日楽しんでいます。最近は手編みを始めてみようと思って手芸の本を買いました。音楽も引き続きやっていますが、音楽をそれ以外のことにつなげてみたり、試行錯誤していたら、最近は全国の色んな方に声を掛けてもらえるようになって新しいことも始まってきています。

世界とつながる企画🌎

 この企画は私の6年間の海外生活で出会った方々と私たち日本人がつながりお互いに協力してより良い世界を作っていこうという企画です。コロナ禍でどこの国も大変な状況なので、一国主義(他国との協調よりも自国の主張に基づき行動することを重んじる国のあり方 Weblio国語辞典)になってしまっていますが、その考え方は分断と争いを生む構造だと思っているのでこの企画が分断から協働へ変化を促していく取り組みになればと思っています。具体的には日本、フィリピン、ウガンダの三ヵ国での企画となります。小さな小さな取り組みですが各国の友人からのニーズに基づいて動いています。

ウガンダ

東アフリカにあるウガンダの南部Masakaという町にあるNGOから子どもたちに音楽体験をさせたいという要請がありました。現地の子どもたちが音楽を通してより質の高い教育を受けられるように環境を整えていきます。音楽を教えるのはフィリピンの人々です。ウガンダの子どもたちの教育、フィリピン人の雇用にアプローチをします。

セブ島(フィリピン)

フィリピン国内では第2の規模であるセブ市のごみ集積場があるイナヤワン地区の人々の生活向上を目指した働きかけを進めています。住民たちが豊かな生活を送れるようにしっかりアプローチしていきます。

ミンダナオ島(フィリピン)

フィリピン南部のミンダナオ島。一部ではイスラム過激派をはじめ、その他の関係する多くのグループと政府との紛争が続いている地域です。その中心となるダバオ市には戦前から日本人が入植していました。フィリピン人の友人がダバオ市内の山中の集落で農業を営みながらバイオリンを子どもたちに教えています。みんなで子どもたちが参加できるオーケストラを作りましょう。

クラフトビールのリターンがある企画サポーター募集中。

月額1,500円(ご報告メール)、月額5,500円(お菓子 or クラフト・ビールのリターン)、月額10,000円(氏名、法人名をWEBサイトに記載)

ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。

何でクラフトビール作るのか?

私はお酒、お酒を飲む人、どちらも大嫌いでした。私の父はアルコールの依存症から、くも膜下出血になり約6年間の沈黙の末に亡くなりました。お酒というものはコミュニケーションを潤滑にする一歩では人の人生を変えてしまうほどのものでもあると思っています。それは本人だけでなく、その人の周りの人の人生もです。

そんなマイナスなイメージをずっと引きずってきましたが、逆にメッセージを乗せてビールを宣伝媒体にしてしまえと思えたのは自分自身が過去に打ち克った証なのだと思います。

どんなビール?

昨年の秋にオンライン・イベントで島根県江津市にある株式会社 石見麦酒さんを知りました。その数日後に石見麦酒のスタッフの方が主催するオフライン・イベントがあって参加したときに詳しくお話を聞かせていただき構想を練ってきました。風味については私がいま暮らしている川本町の役場に相談したら「クロモジ」という樹木が出てきました。川本町の地域おこし協力隊の方が「クロモジ」を育てているという情報もあったので手に入れることができました。(クロモジは和菓子を食べるときの爪楊枝の材木。枝を折るとローズウッドに似たいい香りが広がります)このいい香りをクラフト・ビールに漬け込みアロマ効果のある癒されるビールを造りたいと思い石見麦酒さんに相談しました。

「クロモジ」の花言葉からの連想

クロモジの花言葉は「誠実」です。そこから感謝を伝える光景が連想されました。それは手紙を書くことではないかとイメージを膨らませました。英語で手紙やメールを送る時 Sincerely(心から)という言葉を添えます。(日本にも拝啓・敬具がありますね)そういった心からのメッセージを伝えられるビールを作り出したいと考えました。ラベルのデザインはいつも児童養護施設でのアート&音楽の企画でご一緒させていただいている馬場多絵さんに依頼しました。このCozyくんはウサギをモチーフにしたキャラクターで私の家族の1人がウサギが好きなのですが精神の病気を患って数十年に渡って引きこもっているのですが、いずれは世の中に羽ばたいていけるように願いを込めているのです。

コンサートの延期

この春に動かしていた企画が2つとも延期ということになってしまっています。Cozyオーケストラのコンサートは「まん延防止~」によって、ギターとトロンボーンのコンサート企画「My Favorite Songs」Vol.2~Vol.4は緊急事態宣言の発令の中で共演者が大阪から来られることもあり、心理的配慮から延期を決断しました。あとあと考えてみると1人で演奏をしてもよかったのですが、そういった気持ちにもなれなかったのもあり延期にしたことで色んな事を考える時間を持つことができたので最善の選択だったと今は思っています。中止ではなく前向きな延期なのでまた開催するときは会場にぜひお越し下さい。

大学生とのつながり

私は10年前に私の母校である大阪音楽大学の職員をしていた時期がありその頃に同じ部署に居られた女性職員からご連絡を頂き関わることになったのですが、この春から大阪音楽大学の学生さんが立ち上げた国際協力・地域づくりを行うサークルに相談役?のような形で関わっています。東京芸術大学など他大学の学生さん、大学の先生や社会人も関わっておられて面白く発展していきそうです。6月に開催するオンライン・イベントでお話をさせていただく予定です。こちらもお楽しみに。(フィリピン、島根県での活動とかお話するのかな?)

これからの事

今していること

今は島根県川本町の地域おこし協力隊を委嘱していて任期は残り2年です。基本的に組織に所属せずに自由に動いています。音楽を通した地域振興ですね。川本町ではギターを教えています。隣町の中学校の吹奏楽部の指導をしています。益田市のグラントワ弦楽合奏団でヴァイオリン弾いていたり、東は松江まで交流を広げています。また月に1度は滋賀県でレッスンしていたりするので地元の関西とのつながりも持ち続けています。関西でレッスン希望される方は可能ですのでお問い合わせください。それから江津市桜江町出身で世界に羽ばたいた(オランダのコンセルトヘボウ管弦楽団に入団して活躍)ヴァイオリニスト塩田信之さんという方について掘り起こそうと計画を進めています。これは川本町の地域おこし協力隊を退任された方と協力して進めています。詳しくは別の機会にブログに書いていきます。

2021年にやりたいこと

トロンボーンの前身であるサクバットを演奏したいと思っていてバロック時代の装飾音など音源を聞いて調べたりしています。楽器も買おうと思っています。サクバット仲間も探したいです。

それから昨年、作曲家の朴守賢(ぱく・すひょん)さんを審査委員長にお招きして開催した吹奏楽作曲コンクールの受賞作品の録音と発表を行いたいと思っています。この企画を一緒に進めて下さる方も募集中です。

SDGsカードゲームというものを去年の夏に香川県で体験したのですが、これがとても面白くて自分自身でも主催して行いたいなと思っています。音楽のコンサートと組み合わせたり、国際協力のお話と組み合わせたりしていきたいと思っています。

なかなか物事がスムーズに進まなくて悶々としますね。この悶々とした気持ち、嫌だなと思う気持ちを隠さずに自分はこう思ったということを認めていくことが今必要な事なのかなと思っています。終わりのない闇の中を進んでいるような今日ですが生き延びましょう。助けを求めましょう。命さえあれば何とかなるはず!

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