兵役のない国では自ら志願するのです。

こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)

知らない番号からの電話の着信アリ。かけ直すと自衛隊の採用係でした。詳しく聞くと自衛隊音楽隊の試験があるから受けてみない?という内容でした。

まあ受けてみてもいいかと受験しました。航空自衛隊の幹部候補生(指揮者)の募集でした。1次の筆記試験も結構難しかったので落ちただろうと思っていたら通りました。勉強をしっかりした甲斐がありました。家のポストに分厚い封筒が届いていて何かと思い開けてみるとスコアが入っていました。

2次試験の課題は音楽で実際に航空自衛隊中央音楽隊のリハーサルをするという指揮の試験でした。もちろん任意の楽器のソロ、聴音、身体検査、面接もありました。

ちなみに指揮の課題は詩人と農夫の序曲でした。急いで準備に掛かりました。まずは実技演奏課題のピアノ伴奏者を見つけなければなりません。東京に一緒に行ってくれるというひとを。

ありがたい事に職場の博物館にはピアニストがたくさん居られてひとつ上の先輩にお願いしました。

さて東京での試験です。指揮の課題は緊張よりも素晴らしい虚空自衛隊中央音楽隊のバンドを指揮できることにワクワクしていました。リハーサル時間を15分ぐらい与えられていました。相手はプロなので技術的なことは言うことは無いので音楽的にこういう風にしたいという事を短時間で伝えました。終始それぞれの奏者の音がとけあって美しい時間でした。終わったあとに外に出てから現在の音楽隊隊長の指揮者の方にいい音だったよって声を掛けてくださりました。とても嬉しかった!

しかし試験の結果は不合格でした。たぶん視力が足りなかったのかなあー。と思います。目が悪すぎた。

しかし楽しい博物館ライフを続けられる♪
こんな社会人1年目でした。

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