こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)
もしあなたが1日に100円の収入があり毎日ご飯を食べるのに90円掛かるとします。そこで10円で3日間空腹を忘れられるドラッグが買えるとしたら、あなたはご飯か薬どちらを買いますか?
フィリピンの貧困層の多くはドラッグに手を出してしまいます。これは仕事がなく安定した収入源が無いため毎日の暮らしが不安定なのも根底にあります。また貧困層の大人達に仕事がないのは経済的な理由で学校に行けなかった教育を受けていないということもあります。教育を受けていないことによって誤った判断をしてしまう。それは子ども達の身近にある危険でもあります。親がドラッグをしているとその子ども達もドラッグに手を染めてしまうケースが多いと聞きます。
貧困地域の住民は1990年頃にドラッグが地域に入ってきて治安が悪くなり、暴力や犯罪が増えたと言っています。
音楽教室は子ども達が暴力、犯罪、ドラッグなどの危険から守るための居場所としても機能していて、音楽教育を通して様々なことを学んでいます。