こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)
私自身は休学はしていないけど、この4年で休学中の大学生にたくさん出会って話を聞いたことをシェアしたいなと思います! 実は大学1年生のときにアメリカのマーチングのDCIに行きたくて休学を少し考えてはいました。そして北欧の国々の大学生の事情などもお伝えいたします。
はじめに
休学と聞くと私達の年代では休学に30万円ぐらいはかかるし、何か訳ありでもないとしないので言葉として発したこともありませんでしたが、最近の大学生の中ではホットな話題となっているのです。
今日はとり南蛮そばを食べながら考えてみました。
そばに豚肉が乗って出てきてもあわてない、あわてない(笑)鶏肉がなかったんやな。
私はこれまでに休学してフィリピンを訪れる大学生に少なくても70名には会っていますが、話を聞いていくとまだまだ少数派なんですと言う。私はフィリピンに居てたくさん会うからたくさん居るように感じるが違うようだ。今携わっているフィリピンのNGOには春休み、夏休みを利用してインターンシップに参加する日本の大学生達が来てくれています。その子たちのほとんどは大学を休学して参加してきていて休学の最前線の情報を色々ときかせてくれます。
大学の事務所に休学届けをくださいと言いに行くと少しざわつかれる、色んな書類を要求されたり大学によっては手続きがまだ複雑だったり、費用も結構掛かったりするそうです。
そんな色々ある中でも休学という道を進むのはどうしてなのか?
大学生の言葉
今学んでいること、大学生活をこのまま過ごして就職していく自分がイメージできないという子。
海外に短期留学してやりたいことを見つけて、海外で活動がしたいという子。
海外インターンシップに参加するために休学したという子。
色んなケースがありますが私が出会った子はみんなやりたいことや目標を持っているように感じた。
たしかに1年間何か大きな目標がないとただ時間だけが過ぎていくという日々を送ることになってしまうだろう。
休学パイオニア世代
今年社会人になる世代は休学の草分け的存在ではないだろうか。前例が無い状態、先輩に休学してこういう道を辿っているというロールモデルのない中、自分自身で探して考えて進んできたのだろうと思います。その中で手に入れた道を切り開いていく力は本物だろうし力強いなと感じています。
これから休学をして何かをしようという世代はラッキーかもしれない。前例があり、ロールモデルもあるので少し安心かもしれない。しかし安心していると何も得られず時間だけが過ぎていくと思うので自分自身で切り開いていくことが大切だと思います。本当にやりたいことが見つかりますように。
デンマークの若者達
携わっているNGOには2年ほど前から毎年デンマーク人のインターンシップ生が来てくれている。国際色豊かな環境で働けるので私もとても嬉しく思っています。彼らの多くは社会福祉を専攻していてフィリピンの大学に留学していて合間にNGOの活動に参加してくれていて大学の単位にもなっているそうだ。
デンマークの学生生活はどんな感じなの?
高校卒業したら大学進学までに1年間の猶予を取れるのだそうです。うらやましいですねー。
みなさんは大学ってどのように決めましたか? 本当に学びたいことがあって大学に進学する人ってどれぐらいいるのだろう。私は音楽が学びたい一心で大学を選ぶことができました。その前に色々とありましたが。
デンマークが言うにはその1年間は半年色々なバイトをしてお金をためてその後の半年は自分の行きたいところを旅しながら自分の将来について考えたり、旅先で出会う人に影響を受けたりしながら決めていくそうです。日本の高校3年間で進路を決めなくてはならない環境とは違いゆっくりと探せるのは素敵なことだなと思いました。
さいごに
1年というのは長いか短いのか人それぞれではあるが、1年の差はおそらく誤差に過ぎないと思う。
まだ就職する気になれない、就職に失敗した。まだやりたいことがある!そんな大学生は思い切って休学してバイトしてお金を貯めて好きなところに旅立ってたくさん経験して得たものを次に活かすのはとても良い選択なのではないかと私の周りに居る日本では少数派の休学経験者の大学生達を見ていて思います。ただしこのブログを見て休学を決心したけどなんか上手くいかなかったという苦情は受け付けません。それはあなたが得た結果なのだから。
とにかく思うのはみなさんが自分が納得する人生を歩んで欲しいということです。頑張ってください!