旅人としての原点

こんにちは、永田です。(@ trombonemusic11)

興味のある国を訪れて知らない文化に触れること、私の一番好きなことかもしれません。そこに音楽が結びつくと忽ち、私の場合は交流も濃いものになります。
私自身これまでにどんな旅をして来たのかなということを振り返りながら書いていきたいと思います。

マクドで青いけどブルーベリー味のクリームソーダを飲みながら当時を思い出してみました。

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旅はじめ

私の旅はひとり旅が多く、初めてのひとり旅は高校1年生のお正月でした。昔から海外に興味が合ったようで日本で一番海外に近いところというキーワードで行き先を長崎に決めました。昔から家族電車の旅をしていたのでこの時も青春18切符を使って出発しました。

出発が昼ぐらいになってしまったので岡山のカブトガニで有名な笠岡市のユースホステルで1泊しました。そして翌日の朝の始発でさらに西へ、長崎を目指しました。福岡県内以外はすべて普通電車でした。本を読んだり駅弁を食べたり自由な旅でした。福岡でラーメンも食べました。長崎県内の有明海の側を列車が通るときに満月が海面に映る神秘的な風景が印象に残っています。

長崎には夜の9時ぐらいに着いて、ユースホステルに泊まりました。

長崎は国際都市

長崎は出島でオランダとの貿易があったり、竜馬が株式会社を立ち上げた場所でもありそうした歴史に触れたいと思ってやってきました。宿はドミトリーで大学生や大人達が私を家出少年と心配をされるも唯のひとり旅だと最後には納得してくれました。

少し年上の大学生や大人の方と一緒に長崎市内を観光してちゃんぽん、皿うどんをご馳走になったりもしました。

そして大晦日だったので近くのお寺に除夜の鐘をみんなで打ちに行ったりもしました。寒い中ぜんざいを食べたのを覚えています。そしてドミトリーの男性陣からお年玉というカンパをいただきました。総額25.000円ぐらいあったと思います。有難かったです。

この旅でジブリの映画「千と千尋の神隠し」を観ました。なので私の中では思い出深い映画のひとつです。

竜馬を追って

今もですが、昔から坂本竜馬が大好きでした。竜馬がこの長崎で成し遂げたことを追っていきました。グラバー邸で竜馬Tシャツを買ったりもしていました。竜馬の逆境に負けず、難題を解決して成し遂げていき、外国にも視野を広く持っていたことに憧れていました。そんな竜馬が暮らしていた長崎を訪れることができてとても嬉しかったのです。

大阪への帰り道

1月4日には高校の部活もはじまるので大阪に戻らなくてはなりませんでした。当時はスマホなんてないので時刻表で電車の時刻を調べて乗ってきた道を戻っていきました。道中、岡山付近でちょっと疲れてきてしまい、お年玉でいただいたお金のことも思い出して新幹線でリッチに大阪に戻ったのでした。とてもとても快適でした。

旅で得られるもの

特にひとり旅はどこに行くのか、何をするのかを自分の判断で決めていくことになります。これこそ人生なのではないでしょうか。自分の欲求との語り合い、自分の体調や体力との相談。

旅先での出会い。特にドミトリーの相部屋では全く知らない人と話をしたり、場合によっては一緒に観光や食事もすることもあります。そんな未知との出会いも魅力のひとつです。

16歳の時のこの長崎へのひとり旅の経験が今の自分の旅のスタイルを作っています。
私は旅を住処とするような生活を送りたいと思っています。ぜひ皆さんも楽しい旅をたくさんして充実した人生を送ってください。ぜひ旅の話をしましょう!

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