斜め上に背伸びすると気持ちいい

こんにちは永田です。(@trobonemusic11

今日は固定概念というものについて考えていきたいと思います。

IMG_20180402_183249

はじめに

固定概念、私も知らぬうちにいくつか持っているかも知れません。探っていきたいと思います。

コレは受け入れられないなと思うことは固定概念によってブロックされるのか、それとも自分の意思によって、判断によって、受け入れないようにしようとするのとでは大きく違ってくると思います。

相手の考えがどうしても受け入れられない時、あなたはどのような行動に出ますか?
一緒に考えていけたらなと思います。

異なる正義

社会には立場の違い、生きる世界、国、宗教などによって、それぞれの正義があります。

それぞれが自分の考えが正しいと信じて行動しているということです。それが社会です。
このことに関して他人がそれは間違っている、変えたほうが良いと言うこと。または自分の考えを押し付けたりすることは火種となり争いが起きてしまします。

「分かってない!」

この言葉が人と人との関係性を切り離す最も攻撃力のある言葉だと思います。
そのことを理解しているか、していないかは、相手の頭の中の問題であって、他人は決められないという前提があると思います。相手を分かろうとしている段階で「分かってない!」と言われてしまうと理解を進めようとした努力もすべて否定されるような気持ちになりますね。

これは男女の仲でもありそうな話ですねー。「分かってない!」は止めを刺す恐ろしい言葉です。

違いを受け入れるには

自分以外の人は違う正義を持っている。これを前提として接するということが必要なのではないか?

それから、私はこういう考え方をしますということをしっかり伝えることも大切だと思います。
日本ではあまり私はこう考えますと言う機会や習慣がありませんね。大切にしていること、考えていること、主義をお互い伝え合えた状態だと相手との良い距離感であるとか気持ち良い付き合い方を自分で選ぶことができると思います。

相手が何を考えているのかを知ることが心地よい関係性を作り出す。

要するに相手の考えを知った上で相手とどのような関係性を構築するのかを自分自身で決める、これが気持ちよく生きるコツなのかもしれません。

無理はしない

長い時間を共にする関係。例えば家族。これは切っても切れないような関係性で時と場合によっては足かせのように人生の邪魔をすることもあります。家族は切れないものという固定概念が誰しも持っていると思います。もしも家族関係で悩んでいるのであれば可能であれば一度離れてしまうのも良い事だと思っています。なぜなら多くの問題の根底にあるのは家族の問題から来ているからです。
この記事では触れませんが、家族の問題にも今後、他の記事でしっかり触れていきたいと思います。

すべてにおいて無理は禁物です。

さいごに

自分が嫌だと思っていることにNoと言えますか?

この言えないという状態がストレス社会を作り出していると思います。
みんなが共通して持っている固定概念のひとつだと思います。

フィリピン人と一緒に仕事していると I don’t like を良く聞きます。それはまったくマイナスには感じなくて、そうかそれが嫌なのかという意思表示に感じられ、こちらもそれは止めておこうという考えができるのです。なかなか日本人の言えないNo は清々しいものでもあるなと感じています。

私も日本人なので日本の文化を深く知っています。しかし今後数十年の間に外国人が日本で日本人と共に働くという機会が増えていくと思います。その際にはたくさんの意思のあるNo を日本人は受け入れなくてはなりません。日本の文化はこうなのだ従いたまえという姿勢では収拾がつかないと思います。まずは、ふむふむ、と聞いてみること。なるほどこういう考えがあるのかと思えると思います。その上でこうしていきましょうという意思を持った決定がみんなでできるような世界が必要です。

もともと日本人は異文化を受け入れるのが得意な民族だと思います。ハローウィンが定着してきました。次はイースターが定着しておきそうな予感がします。
言語を学ぶこと、宗教を学ぶこと、外国に行ってみること。
これらによって日本人の寛容性はさらに広がると思います。

私はAという考えなのでAしか受け入れません。から、BでもCでもZでも考え方によっては受け入れられるという考え方にシフトが必要な時代を迎えていると感じています。みなさんはどのように時代の変化を感じておられますか。コーヒーでも飲みながら気楽に背伸びしてから考えてみましょう。

IMG_20180402_183240

コメントを残す

人々と地域と世界をつなげる🌎音楽家 永田正彰 のウェブサイトをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む