仮面をうまく使おう

高校二年生の現代文の授業で日本の現代社会は皆、仮面をかぶり、本心を他人に晒さないように生きていてそれによって社会の秩序が保たれているという内容の文を読みました。

その中で仮面をかぶり本心ではないことを演ずるということから、イタリアの仮面劇であるプルチネルラに触れたり、ハロウィンの仮装に触れたりする内容でした。

仮面劇プルチネルラは社会風刺をコミカルに演じたりする内容で現在でも上演されているそうで私もうつか実際に見てみたいと思っています。この演ずるという演劇をカトリック教会は500年の間禁じてきた歴史があるそうです。しかし人々は禁止されていた間も旅芸人などを通して演ずるということに触れてきた歴史があります。そしてどの時代でも時代に変化を与えるのはいつも芸術からです。

あのフランス革命も王朝を風刺したオペラから始まり革命に繋がったのです。
人間には変身願望があって変わりたいと心の底でみんな願っていて、抑圧されたことから演ずることを通して開放させていっているのです。

音楽を演奏する。演奏にも演ずるの演という字が含まれています。私は音楽にも演ずることが大切だと思っていて、それぞれの音楽には演劇の役のようにキャラクターがあると考えています。音楽のキャラの持ち味を最大限に音で表現するのが音楽だと思っています。
日本の中学校で音楽の指導をしていたときでもキャラクターという切り口から音楽をみんなで考えていくと子どもたちもイメージしやすいのか音楽にもいい影響がありました。
どうやらクラス内でキャラ立ちというのが確立されているようで、キャラクターということに日本の子どもたちは敏感で感度がいい。例えば自分が違うキャラだったらどんな風に生活に変化が出るのかな。
この音楽はどんなキャラクターだろう?誰みたい?ということをしっかり考えられる。

この演ずるという切り口からの音楽指導が私は好きでよく用いています。どんなシチュエーションでどんなキャラがいるのか。それをみんなで音楽から絵を考えていくのは楽しいものです。

そしてもう1つ。
ハロウィンは日本でも少しづつ定着してきたイベントとなりました。その仮装の歴史をたどるとこうらしい。10月31日は霊界との間に歪みができて日本のお盆のように死者が霊界から帰ってくる日なのです。そのときに霊だけでなく悪霊もやってきて人間の魂を吸い取るという言い伝えがあり、人間だと悪霊に分からないように仮装するようになったそうです。現代では言い伝えは残ってはいるが信じる人はいないのでイベントとして続いているが、人間が持つ変身願望を満たしてくれる年に一度のイベントだと私は思っている。コスプレイヤーでない限りなかなか変身願望は満たすことはできないのでハロウィンを上手く活用してほしいと願う。そんな私もコスプレイヤーではないので年に一度のハロウィンで変身願望を満たしている。まだ自分の変身願望に気づいていないあなたも来年のハロウィンではぜひ欲求を満たしてほしい。

自分を出さないのが日本の文化ではあるが、時代は変わったのだ。いつも時代が先に動き人がその後を追うように変わっていく。ハロウィンは日本人を変えていく1つの原動力になるのではと考えている。仮面を使い自分を隠すのではなく、仮面を使い外へ表現していく日本人になりたい、そして多くの人になって欲しい。ハロウィンのイベント後のごみ問題があるがそれは日本人が元々持っている美意識で解決してほしい。もう持っているもの、これから必要な力の両方が手の中にあることで日本の未来を作る力になると信じています。

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